換気扇の掃除方法と頻度｜キッチンまわりの掃除方法

キッチンの掃除の中でも、真黒な油汚れがついて手も届かないのでまめに掃除することもできず、大変厄介な箇所です。

しかし、油汚れが溜まりすぎると換気扇の機能も低下し故障の原因にもなります。
また油汚れが、害虫や雑菌を繁殖させることもあります。

油汚れは気温が高い方が落ちやすいので年末の大掃除だけではなく、食中毒の発生しやすくなる梅雨時期にもするといいでしょう。できれば年4回の頻度で換気扇掃除をしておけば、汚れを溜めこまないので1回の掃除が楽になります。

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換気扇の掃除手順

①まず、掃除の前に換気扇のコンセントを抜きます。

②換気扇のガードやファンなど取り外す前には、ガステーブルに新聞紙をかけて保護します。それは換気扇の部品が誤って落下したり、黒いベタベタ汚れが落ちてくることからガステーブルの表面を守るためです。

③換気扇のガードやファンを取り外します。

④割りばしや木べらを使って取れる油汚れは落としておきます。

⑤次にシンクの排水口に栓をして、大きなビニール袋を敷きます。

⑥その中にビニール袋が溶けない程度の熱いお湯と重曹を入れます。（お湯10リットルに対して重曹1カップの割合）重曹液の中に取り外した部品を浸け込みます。ねじなどもなくさないようにネットやビンなどに入れて液に浸けます。

⑦外せない箇所は、油汚れをできるだけヘラなどでこそげとった後、ペーパータオルに油汚れ用の洗剤を吹き付けたものを湿布して時間をおいてから、使い捨てのペーパーや雑巾で拭き取ります。

⑧重曹液に浸け込んだ部品はそのまま一晩程度置いてから出して、残っている汚れをハブラシ、亀の子タワシ、固いスポンジなどでこすり取ります。きれいになればぬるま湯で洗い流し、乾いた雑巾で拭いて乾燥させます。

⑨掃除終了後、取り付け方を間違わないように注意してセットします。最後に必ず、正常に換気扇が作動するか確認します。

換気扇のレンジフードや取りはずさなくても拭ける箇所は1か月に1回程度、住居用洗剤をつけた雑巾で拭き掃除します。その際、汚れがひどい場合は油汚れ専用の洗剤をつけたスポンジでこすった後、水拭きします。

金属ガードは油調理の後に、ぬるま湯で絞った雑巾で拭いておくだけでも汚れのつき方がだいぶ少なくなります。
また金属ガードに、汚れ防止フィルターをとりつけておくと便利です。取り付ける前によく掃除しておけばフィルターをマメに交換するだけで掃除の手間が省けます。

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